【ハロウィン】凄まじい盛り上がりを見せるも社会問題となっている渋谷ハロウィン

ハロウィン イベント

2019年、今年もあと数日でハロウィンパーティーが開催される。日本では、多くの人に愛されているイベントではあるが、その裏で楽しむだけ楽しんで後かたずけを一切しないという日本人の粗相が問題となっている。

人気Youtubeたちがイベント後にゴミを片付けたりすることで、徐々に捨てられるゴミは減ってきているのだが、ハロウィン後の街を見渡せば、この問題はまだ解決したとは決して言いきれない。

この記事では、楽しいハロウィンイベントはどうゆうものなのか、またその盛り上がりの後の問題を説明していく。

毎年開催され、凄まじい盛り上がりを見せるハロウィンイベント

ハロウィンイベントは毎年10月31日に開催されるイベントで、もともとは町内でお菓子を配って楽しむイベントでしたが、現在では、仮装をして写真を楽しむようなイベントに変わっている。その背景には過去に流行語に選ばれた「インスタ映え」などのトレンドワードが大きく影響しているだろう。

一番盛り上がっている場所は若者の街「渋谷」であり、そこに訪れてイベントを楽しんでいる人は、毎年100万人以上にも及ぶ。

大きなイベントにも関わらず、主催者がいない

これだけ大きなイベントに関わらず、なんとこのイベントには主催者が存在しません。このイベントは、若者たちがハロウィン時に仮装をして渋谷に集まるという文化が広まっていったことで恒例になったものなのです。

そこには、人気Youtuberたちの参戦などがこの行事を恒例とさせる背景があったのではないだろうか。

2018年のハロウィンの様子をインスタグラムでチェック!

ハロウィン時の渋谷はこのような状態になっている。多くの若者が写真を撮るために仮装をして渋谷に訪れていたり、なんとなく楽しそうだからと言って、興味本位で渋谷に訪れている人が後を絶たない。

若者の目的は出会い?

多くの若者が訪れる渋谷のハロウィン。なぜここまでに人を呼び寄せる結果に繋がるのか、それは、出会いを目的としている方が多いことにある。

実際に、ここで写真を撮って盛り上がりその後仲良くなって共に行動をしている人も多い。また、仲良くなりお酒を飲みにいったりなど、多くのお店がこの日は大繁盛する。実際に私がイベントの時に渋谷の居酒屋でお酒を飲んでいた時は、エレベーターでお店をでるだけなのに、20分以上待たされた。

エレベーターで下に降りたいだけなのに、エレベーターに乗ることができない、この状態は異常であると言える。

そして、渋谷のホテル事情を見て見れば、どのホテルも満室となっていて、空いているホテルを見つけることは不可能に近いだろう。

それほど、このイベントで多くの人が出会い、また撮影した写真を共有することでその後連絡を取り、仲良くなるというパターンが多い。

社会問題になっているゴミ捨て問題

このイベントは、みんなで仮装をしたり、お酒を飲んで盛り上がったりなど、とても楽しいものである。しかし、その裏では若者が楽しんだ後にゴミをそのままにしてしまうということが余りに目立ち、次の日の渋谷の街並みを見れば、それは虚しいものだ。

これだけ素敵なイベント後にこういったことが問題となってしまっては、今後、イベントを継続させることすら難しくなってくるだろう。

この日には、多くの警察がイベントに出動してパトロールを行うなどしているため、事件に繋がることも少なく、治安問題はクリアしているだろう。

しかし、どうしてもこのゴミ問題を解決することが難しいのだ。近年では、ゴミを片付けるということを積極的にアピールしているが、未だに解決には繋がっていない。近年では、人気Youtuberたちが渋谷ハロウィンイベントの後にゴミ拾いをすることで交流できる機会を作るなどして多くの人がゴミ拾いに協力してくれたり、この問題について真剣に考えてくれる結果に繋がっている。

2019年渋谷ハロウィンイベントで考えなくてはいけないこと

今年こそはこの社会問題を少しでも緩和させたいという思いを持ってイベントを楽しもうとしている人が増えていることで、2019年のハロウィンではこの問題は多少は緩和されるのではないかという見解がある。

この問題を解決するには、一人一人が楽しんだ後にはゴミを片付けて帰る、この基本的なことさえ守ることができれば、解決する問題だ。渋谷区ではこのイベントに予算1億円以上をかけて、皆が安全に楽しめるようにハロウィンと向き合っている。

この問題の解決に向けては、しっかりと皆ゴミを片付ける意識を持ってイベントを楽しむという気持ちだ。せっかく素敵なイベントなだけに、後に悲しい事実と向き合うのは、もうこりごりだろう。

イベントを継続させるためにも、皆の意識改善がどうしても必要となってくるだろう。主催者なくしてこれだけの人を集められるイベントとなった今、より良いイベントへしていくために、どうかこの問題と真剣に向き合い、手を差し伸べあって改善できるように一度考えて見てほしい。

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