10月からの消費税増税対策のポイント還元とは?

10月から消費税が8%⇨10%に増税してしまいますね。

安倍政権では以前5%から8%に増税した際に景気が悪化したことを受け、政府は国民に様々な「負担軽減策」を実施する予定です。実際、1万円の物を買うと1千円も消費税として取られてしまうのはかなり懐に響いてしまいますよね。

今回、政府がだす負担軽減策のなかで大きいと言われている「キャッシュレス・ポイント還元」について説明させていただきます。

キャッシュレスのとは


現状、「キャッシュレス」についての明確な定義はありませんが、経済産業省の「キャッシュレス・ビジョン」によると「物理的な現金(紙幣・硬貨)を使用しなくても活動できる状態」を指すとしています。

現在、日本では、Suica、Pasmoといって交通IC決済、クレジットカード等様々なキャッシュレスの支払いが存在しています。主なキャッシュレス手段としては4つあります。

①電子マネー/プリペイドカード
Suicaやnanacoなどが代表的なカードタイプのものや、スマートフォンから使用できるものが存在しています。事前にチャージして使う他、クレジットと連携して使用できるタイプのものもあるようです。

②クレジットカード
お買い物の際にその場では現金の支払いがなくカードで決済を行いますが、その支払いは後日カード会社から請求がきて、引き落とし日のタイミングで支払うという後払いのカードとなっています。クレジットカードのサービスの機能の中にはリボ払いや分割払いといった機能がついている場合もあります。

③デビットカード
支払いはクレジットカードのように行えますが、クレジットカードとは違って支払いのタイミングで代金が銀行の口座から即時に引き落とされるものとなっています。

④QRコード決済
ここ最近では日本でもよく名前を聞くようになりました。「Pay Pay」、「LINE pay」などが代表的な物でしょう。こちらでは今回のポイント還元サービスとは別にも独自で還元サービスをしているので今のうちからお得に使えるのではないでしょうか。

では、今回の「キャッシュレス・ポイント還元」の対象となっているキャッシュレスについては以下のURLより調べ、対象の支払い方法で還元をしてもらいましょう。

ポイント還元対象のサービスの検索はこちら

気になる還元内容


実際、我々消費者にどのように還元されるのでしょうか。まず、経済産業省に申請し、登録された店舗でキャッシュレスの支払いをするというのが還元の条件となっています。

そして、対象店舗によって還元されるポイント率が異なっているのです。登録加盟店の中でも中小企業の店舗では5%の還元、コンビニや飲食店などのフランチャイズ店では中小企業ほどではありませんが、2%のポイント還元がされるものとなっています。

ポイント還元のタイミングはキャッシュレス決済での会社により異なるので確認してみてください。大企業は含まれず、中小企業が今回の政策のメインとなっているのがよくわかりますね。国からの後押しで中小の成長を促そうとしているのも伝わってきます。

対象店舗には以下のマークが目印となっています。

対象店舗の検索はこちら
アプリも出ているのでダウンロードして対象店舗を検索できるので便利ですね。
買い物をする際はこのマークを探してお得に買い物をするのが楽しくなるかもしれませんね。

注意点

今回のポイント還元サービスは増税に伴い、期間限定的なものとなっています。期間としましては、2019年10月から2020年6月末までとなっております。その為、ポイント還元を利用する際は早めの購入をすることをオススメします。

また、様々なケースにも存在しますがポイント還元があるからといって必ずしもお得に買い物ができるわけではありません。今回の政策では大企業や大手スーパーなどは対象外となっています。その為、ポイント還元分を計算しても他の大企業の店舗で買った方がお得な場合もあるので、金額が高い買い物をする際はリサーチはしっかりと行った方が確実にお得な買い物ができるでしょう。

まとめ


今回の「キャッシュレス・ポイント還元」について理解できましたでしょうか。消費増税での国民の負担が大きくなるのは生活に響きますが、今回の政策のような還元が行われるのは嬉しいですね。

還元サービスを受ける際には、「対象のキャッシュレス決済での支払いであること」、「登録加盟店での支払いであること」を事前に確認してお得な買い物をしてくださいね!

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